ようやく卒業できました(泣)
今日はすごし重い話をさせてください。
一部の人には話をしていましたが
実は6年半前に肺がんを患いました。
小細胞肺がんと肺腺がんの組み合わせ型で
気が付いた時にはすでにステージ3Bと
状況はかなり厳しいものでした。
宣告を受けた時は、あまりの衝撃に病院のベンチから
動けず一人うなだれてしまいました。
それから1か月失意の中
家族のこれからの生活のこと、会社とスタッフ、
職人さんやその家族、
取引先様へどう対応していけばよいか整理し
孤独の中で様々な準備を気づかれないように進めました。
事が事だけに色々なことを把握しないと余計な
心配をかけてしまうので
家内に話をできたのは1か月が経過したころでした。
ある程度整理ができてから告白しました。
本当に心が引き裂かれるくらい伝えるのが
辛かったことを覚えています。
それから当初半年は入退院を繰り返しました。
つらい抗がん剤や放射線治療を続けました。
髪、眉毛などがすべて抜けて、背中に全体にぼつぼつに
荒れた時は泣きそうになりました。
心の中で神様助けてくださいと叫びました。
どんどん壊れていくのを感じました。
死を意識したことは想像を絶するくらい怖かったです。
その後治療がうまく進み、がんが消えて
それ以降は3から4か月に一度CT、MRI、血液などの
定期検査を受けてきました。
奇跡的にも再発や転移などはなく6年半、
ようやく本日お世話になった
がん研有明病院より卒業と言われました!(泣)
私の病状で卒業を迎えられるのは本当に珍しいと
言われました。担当していただいたY先生は
Yahooとかにも出るような名医で運が良かったです。
色々な方より暖かい言葉やご支援いただくとともに
ご心配をおかけしたことを心より感謝しております。
泣いてくれた友人には言葉もありません。
特に家内には毎回定期検査にも付き合ってもらい
お医者さんから何を言われるかわからず
だいぶ不安を感じさせてしまいました。
また先輩の鎌田さん、坂井先生にはいろいろと
ご支援いただきました。タヒボ茶、様様でした。
一生頭が上がらないほど感謝しています。
有明病院の先生や会社関係の人たち、友人などに
助けられたことは言葉に出来ないほど感謝です。
今回の事で体の大切さを身に染みてわかりました。
大切にした上で色々なことに挑戦して
いきたいと思います。
最近知り合いでがんを患ったという話を
よく聞くようになりました。
今後先輩として少しでも力になれたらと思います。
生かされた意味を良く考えますが
未だわからずにいますが
毎日一所懸命楽しみながら頑張って行きたいと
思います。
少し重い話でしたが人生いいことばかりでは
ないのでお伝えさせていただきました。
好き嫌いせずに色々な健康的なものを食べたり
体を温めたり、酒やたばこを控えたり
健康第一ですね!
明日から湯沢にスノボーに行きます(笑)