花豆あんこ
とある野菜直売場に、好物の花豆あんこの瓶詰があり、
手に取り、買おうかなと思ったら、その横に、お徳用花豆が
売られていました。
そのお徳用花豆は、生のままですので、自分で加工しなければなりません。
手間がかかるしなあ、でも瓶詰の10倍のあんこが出来そうだと思い、
お徳用に弱い私は、生の豆を買ってしまいました。
ネットで花豆あんこのレシピを検索して、自分で勝手に買ったので、もちろん妻の手も
借りず、一人であんこ作りに取り掛かりました。
圧力鍋で作ると早く柔らかくなるようなので、その方法を用いました。
豆を一晩、水に浸すのですが、その花豆たちは水を吸って、巨大化して、
朝起きて見たら、鍋から豆が出そうになってました。
想像以上の量のあんこが出来てしまうことが、分かりましたが、もう後戻りできません。
圧力鍋には1回で入りきらず、2回に分けて、シュッシュと圧力を掛けました。
元々、粒あんが好きな私は、ようやく、ふわっとなった花豆をつぶしにかかりました。
この花豆は見た目も、皮が硬そうですが、実際につぶす作業も、すごく大変でした。
思わず声を上げながら、ぐいぐい潰すこと十数分、ようやく餡子らしくなりました。
ここでお砂糖とお塩で味を調える作業がありますが、レシピ通りに作ると、とんでもない量の
砂糖を使わなければなりません。
健康オタクの私は、折角作ったのに、健康食品でなくなると感じて、
砂糖は入れずに冷凍保存して、食べる時に、小分けにしてハチミツをかけて
食べようと決心しました。
小分けにしたと言っても、一袋2キロぐらいのが、4袋も出来てしまい、冷凍庫に
とりあえずしまいました。
花豆あんこは冷凍庫でも結構な存在感であります。
なので早く食べないと、これ邪魔だと家人から言われそうです。
甘い餡子以外の食べ方はないのか、ネットで調べてみます。
業務統括事業部 新保和久