タートルマラソン走りました
9年前のこの大会がマラソンレースのデビュー戦でした。
その時のタイムが1時間59分で、やっと2時間切りを果たし、帰りの北千住駅で脚が攣って
しばらくベンチで休んだことを思い出します。
今回も2時間切れれば、良いかなという気持ちで走り出しました。
5年前に自己ベストを出して以来、年々タイムが落ちていますが、ハーフの自己ベストは1時間36分なので、2時間で走るというのは、それほど高いハードルではないのです。
最近は走っていないとはいえ、ほぼ毎日5キロのジョギングはしていましたので
何とかなるはずと前半10キロは1キロ5分50秒を刻みました。
そこまでは順調でしたが、折り返し点を過ぎると、なぜか汗が出始め、
その直後に広報車からアナウンスがあり、
「現在、堤防の上の気温は30℃になりましたので、無理せず走って下さい」
このアナウンスで、いきなりペースダウン。
「そうだ無理はしてはいけない」
完全に自分に負ける理由が出来てしまい、とうとう歩き出しました。
歩いたり、走ったり、とても走りを楽しんでいる訳でも決してなく、何でこんなに走れなくなったのだろうと自問自答していました。
まず理由
その1:加齢による衰え
その2:体重の増加(5年前より10キロ増えた。66キロ→76キロへ)
その3:モチベーションの欠如(最近走るたびに自己ワーストを更新している)
とぼとぼ歩きながら、負のスパイラルなるものを考えてました。
でもふと思い出すことがありました。
今朝、レース会場に来る前に、洗濯物を干すというミッションを忘れ、あわてて家に戻り、それをしてから家を出ると、もう9時になっていました。レース開始が10時で、あと1時間しかありません。
あわてて自転車に飛び乗り、砂町から北千住まで約15キロの堤防沿いを爆走しました。
途中、競技用自転車に乗った人たちを追い抜かしたり、50代のオヤジにしては、
ちょっと恥ずかしい勢いでペダルを漕ぎました。
レース会場にはスタート20分前には到着しました。
そうレースが始まる前に、体力を消耗してしまっていたことに、レース終盤になって気づきました。
負けず嫌いで楽観的ゆえ、今日のレースは自転車を漕ぎ過ぎたのが原因だと
自分に言い聞かせ、2時間33分という自己ワーストでゴールしました。
あーあ、疲れた。
業務統括事業部 新保和久