アイスバイン
ドイツ旅行では、料理が今一つと言ってしまいましたが、
アイスバインという本場の料理は美味しかったです。
豚のすね肉を塩漬けして煮込んだものです。
東京のドイツビールのお店でも定番で、必ずオーダー
しますよね。付け合わせは、キャベツのサワークラウトです。
旅行中、ソーセージ2本だけのメインディッシュとかに悩まされて
いましたので、アイスバインを食べたら、「これが食べたかったのだよ!」
と、がっつり、骨についている、お肉も綺麗にいただきました。
最近、圧力鍋を新調しましたので、水曜日の料理の日には、アイスバインに
挑戦したいと思います。
ウィーンで宮殿コンサートを観に行くことになってましたが、待ち合わせ場所が、
ホテルではなく目抜き通りのケルントナー通りにあるショップの前でした。
朝から歩き続けていたので、かなり疲れてしまい、お腹も一杯で、レストランで
時間を潰すこともせず、通りのベンチに座ったものの、寒くて、留まることもできず、
通りに面した所にそびえ立つ、シュテファン大聖堂に入って、そこのベンチで
休んでいました。
丁度、クリスマスの日だったのか、いつもそうなのか多くの参拝者で混雑していました。
片隅のベンチに座っていると、目の前がロウソクを供える台になっていて、多くの人たちが
寄付をして、ロウソクを立てていきます。ぼーっと見ていると、一つのロウソクが熱を帯びて、
段々と曲がって、台から飛び出してしまいます。台から火がはみ出していることに気づかず、
コートが触れてしまう人もおり、それは危険だと思った仏教徒(私)は、ロウソクをそっと
中央へ移動していました。それを何度か繰り返しました。
小一時間、仏教徒が火の番人として教会を守りました!?
そこに座っていて良かったのかも、分かりませんが、ちょっぴり仕事もさせてもらったので、
許してもらいましょう。
業務統括事業部 新保和久