認知症市民公開講座
認知症市民公開講座へ行ってきました。
知り合いの先生が主催するセミナーがあるというので、参加しました。
4人の先生の講演があり、それぞれ興味深いお話をお聞きしました。
まず、認知症は色々な種類がありますが、アルツハイマー型認知症は、脳にβアミロイドという物質が蓄積されて10数年の年月を掛けて発症すると言われているそうです。発症してから治療するのでは、手遅れで、その前に予防することが肝心だと。
そのためにサプリメントを飲んで、予防するのが効果的で、それに効くと言われているのが、なんとミミズの粉末だそうです。結構、高価なサプリメントらしいですが、ミミズを飲むのは勇気が必要かも?
βアミロイドは、良い睡眠をしていると、脳から体外へ流れ出していくそうです。
無呼吸症候群だと良い睡眠とは言えないでしょうから、ちょっと気になります。
稀に90歳過ぎても、ぴんぴんしている老人を見かけます。
なぜ、その一握りの人たちだけが、そういう一生を過ごせるのか、まだ解明されて
いないそうですが、その人たちに共通する習慣があるそうです。
・会話好きであること(特に異性との会話)
・健康的な食事(納豆、酢、そばなどを多く摂っている)
・適度な運動
うーん、自分としては実践しているような感じなのだが。。。
そして、最後の演者は、脳外科で神様の手と言われている、米国で教授をされている先生
でしたが、御年75歳で、大変お元気な方でした。
現在も脳の手術をするために、世界の各地を飛び回っているとか。
バンド演奏もプロ級で、ライブにも出演されるそうです。
こういう方には認知症は無縁のように思われます。
この先生のお話の中で、脳疾患は薬で抑えることが可能となり、死亡率が下がっている
そうですが、その一方でガンで亡くなる方が圧倒的に多くなっているそうです。
ガンの早期発見のため、定期検診を受けることを勧めていました。
その検診の医療費は、日本が断トツに安く、米国では、その数倍は掛かると言っておられました。
またガンにとって一番いけないのが、喫煙だそうです。
喫煙者は非喫煙者の30倍の危険因子をもつとされ、受動喫煙も深刻な問題と
話されていました。受動喫煙に関しての対策は、日本は遅れているようで、
成田空港に着くと、タバコの匂いがするのは、おかしいと怒っておられました。
上海から帰って、中国語を勉強しようとしていますが、認知症予防にもなるかもしれませんね。
もっと頑張ろう!でも、今はテキストを開くと、すぐに眠くなってしまう魔法にかかっています。
業務統括事業部 新保和久